よく面談で最後の結論を保留で回答が多いですね。
気づいたらやらない理由探しをしている人です。
全部に共通しているのは意思決定ができないことなんですね。せっかく知識が入っても、やはり「大きな買い物」だから「ローンを組む」という事実は変わらないので、「精神的ブロック」が大きいのでしょう。
マンション経営スタートにおける難関がこの「精神的ブロック」です。
この精神的なブロックを突破し乗り越えられた人こそがマンション経営を始めることができると思います。ここに関しては、いくらマンション経営の知識をつけたとしても、精神的な部分で「性格」「育ち」などが大きくかかわってくるので、いつまでも決断できない人も多いです。
私の知り合いに不動産鑑定士がいます。めちゃくちゃ頭もいいし不動産をよく理解しているし、会う度に自分もやりたいと言い続けて、でも結局一生やってないです。笑
合う合わないはあると思いますが、買いたいけど買えない人にならないようにしっかり意思決定できるようになりましょう。
新しいことを始めるのに100%の確信など無い。
新しいことに挑戦するわけですから、100%の確信をもって、「絶対に大丈夫!」という心境には普通なりませんし、日常生活でも同じことが言えると思います。
どれだけマンション経営の知識を入れても、セミナーに通っても、最終的に決断するのは大体皆さん同じで、多分これなら大丈夫だろう。
くらいのラインです。そこで踏ん切りをつけられるつけれないか。です。
もちろん何も調べず、勢いで「購入」するのは良くないですが、逆に慎重になり過ぎて、結局なにもできずに終了するのはもっと良くないです。
7割思考という考え方
そんなこと言われても怖いし、あなたはプロだけど私はわからない!って思う方もいるでしょう。
確かに経験から自信はくるものですが、、私も最初に買った時は同じ気持ちだったわけです。
そんなあなたに格言です。
「孫の二乗の兵法」という話です。このなかに「七」という項があるのですが、「七」とは「勝率7割で勝負をする」という意味です。勝率5割で戦いを仕掛けるのは愚かだが、勝率9割まで待つと手遅れになる。だから、7割の勝率で勝負をするというわけです。
これは、日常の意思決定にもあてはまる考え方です。100点の物件や100%確信ではなく、70点の意思決定をめざすことによって、「スピード」と「精度」を両立させるわけです。もちろん、「ただこれも70点の基準」という明確なモノサシがあるわけではありませんので、最後は感覚ですが、不動産の良い物件って本当にすぐ無くなりますし、そんな物件でも何かケチつけるところは探せば必ずあったりします。
でも、それでいいと思っていますし、それが投資においても重要な考え方で、あとは気持ちの部分だと思います。
なんで、よく私はその埋まらない3割は私を信用して任せてくれるどうかで決めていただくように話しています。投資なので自己責任ですが、何のサポートもなしにできるならとっくにやってる訳ですから、そのために私たち営業がいると思いたいですね。