- 更新日:2024年3月28日
- 公開日:2018年1月17日
みなさんお金を預ける際に、銀行の利息などはチェックしていますか?
あまりにも利息が低いので、ほとんど意識せずに何気なく銀行にお金を預けていませんか?
実は投資の運用には単利と複利の2種類がございます。
今回はその2種類について詳しくお話ししていこうと思います。
目次
単利と複利の違いって?
単利とは、預け入れた元金に対して、毎年同じ金額の利息を受け取ることができるという仕組みです。
単利のイメージ図
下記のイメージは100万円を年利(単利)10%で運用した場合の利息の増え方を示した図です。
単利は「元本×金利」という計算式になります。
上記の例でいうと、1年目には100万円×10%=10万円の利息収入が得られます。
そこから毎年定額で10万円ずつ増えていくイメージですね。
つまり、預け入れ元金100万円にたいしての10%分の利息(10万円)が毎年増えていきます。
複利のイメージ
下記のイメージは100万円を年利(複利)10%で運用した場合の利息の増え方を示した図です。
複利は「(元本+前年利子)×利回り」という計算式になります。
上記の例でいうと、1年目には100万円×10%=10万円の利息収入が得られます。
ここまでは単利と同じですが、そこからが違います。
今回の複利運用では、以下のようになります。
2年目に関して、1年目の100万円の元金+1年目の利息10万円=110万円に対して10%の利息が付きます。
なので2年目の利息は110万円×10%=11万円となります。
3年目に関して、1年目の100万円の元金+1年目の利息10万円+2年目の利息11万円=121万円に対して10%の利息が付きます。
なので3年目の利息は121万円×10%=12.1万円となります。
4年目に関して、1年目の100万円の元金+1年目の利息10万円+2年目の利息11万円+3年目の利息12.1万円=133.1万円に対して10%の利息が付きます。
なので4年目の利息は133.1万円×10%=13.31万円となります。
4年間の利息を合計すると、1年目利息10万円+2年目利息11万円+3年目利息12.1万円+4年目利息13.31万円=46.41万円となります。
簡単に言ってしまうと、複利は増えた前年の利息も含めて利息がつき、それが繰り返されていくので、雪だるま式に資産が増えていくのです。
4年間の利息合計を比較すると、単利は40万円、複利は46.41万円となります。
4年でたった6万円程度の差か・・・これじゃあどっちも(単利も複利も)大差ないじゃん・・・と思われましたかね?
それは大間違いです。ではもう少し長い年月で見てみましょう。
長期で見ると凄い!複利の力
下記の図は、先ほどの100万円の元金を年利10%で運用した場合の「単利」と「複利」の比較です。
4年目以降に注目ですね。徐々に単利と複利の差が開いていき、最終的30年後には、「単利」400万円に対して「複利」は1744万円までになっています。雪だるま式の意味をご理解いただけましたでしょうか?
上記の図をグラフにするとこんな感じです。
10年程度ではまだあまり差は見られませんが、そこからの複利の伸びが凄いですね。最終的には単利と複利で4倍以上の差が開きます。
もちろん今回は30年間での比較となりますが、これが、40年、50年になると数十倍の開きが出てくるようになるのです。
まとめ
このように、長期で運用するなら断然「複利」が有利なのがご理解頂けましたでしょうか?預け入れ元金は100万円で、同じ年利10%で運用するにしても、それが「単利」なのか「複利」なのか、是非チェックしてみてください。
もちろん現実的に、銀行預金で年利10%というものは国内にはありません(国内銀行の預け入れ年利率は0.01%などですから・・・)。ただし、この「年利」そして「単利」・「複利」の考え方は、投資の基礎となる考え方です。必ずマスターしてください。様々な投資商品を検討するにあたって、必ず役に立つでしょう。
次回は、不動産投資(ワンルームマンション投資)における複利運用の考え方をお伝えします。↓