マンション経営の営業をしていると、お客様から最も多く寄せられる不安TOP3の一つ
①「ローン(借金)が怖い」です。
②空室リスク
マンションの供給戸数に対しての単身者需要の多さ、空室の確率
③地震リスク
災害の観点から見たRCマンションの安全性
上記②③の部分に関しては、説明や話し合いで理解してもらえることが多いですが、
精神的な部分の①借入ネックに関しては今でも全員に納得していただけるご説明はできません。
まあ気持ちや感情的な部分なので仕方ないですよね。
話を聞いていくうちに、「なんとなく良さそうだな!」と思っても、「ローンを組む」という心理的バリアを突破できなくて、もったいないことにマンション経営を断念する人も多いです。
誰しも「借金」や「ローン」と聞けば、それ良いねっていう人はいないですよね。笑
それは私も同じ考えです。
ただ「借金」や、「ローン」が全て良くない!!という訳ではなく、その種類や用途によると思うんです。
不動産投資の借金の種類
例えば、私利私欲のためにお金をカードローンやリボ払い、最悪なのは消費者金融からお金を借りる
これはダメです。
要は借入には、良い借り入れと悪い借り入れがあると定義します。
私はその区別を以下としています。
◆良い借り入れ
目的が明確、金利が適正、返済計画がある、そして有担保があること=良い借り入れ
たとえば会社が事業のために借りる資金、自分自身でビジネスをするにあたって、投資の為に借り入れをすることは良くないことかというと、
その仕入れをすることで、利益を出したり、設備投資によって、利益率が上昇したりするのであれば、借り入れをするのは至って普通のことで上場企業でも私の勤務している会社でも毎月のように借り入れしています。
私の両親は昔は借金が嫌いで超低金利なのに長年自宅を頑張って繰り上げ返済してましたが、今ではそんなに返さずに株式投資や他の投資に現金に働いてもらって、なるべく借りといても良かったと後悔しています。
ローンが嫌だ!とか怖い!とか言われますが、銀行からの借り入れの場合は、消費者金融のような、カードさえ作れれば誰でも借りられる無担保融資とは全く種類と性質が違うのです。
ローンが怖いのではなく、支払いできなくなる未来が怖い
自分がお金を貸す立場で考えると、「この人お金たぶんお金返せないかも」って人にはそもそもお金貸さないですよね??
なのでローンが怖い=支払いできなくなる状況が怖い。
そもそも支払いができなくなるであろう状況の人には銀行さんも融資しません。
ローンが怖いとかいう前に、まず借りる人に借り入れできるだけの信用があるのかどうか?という話です。
そもそも「借り入れできない」人の方が圧倒的に多いのですが、借りれるということはその返済ができると銀行も判断しているということになります。
投資マンションのローン審査は非常に厳しい
ただでさえ投資マンションローンは自宅のローンと比べると、審査も厳しい商品です。
それはなぜかというと一番怖いのは銀行だからです。
日本の法律では自己破産されてしまえばそれ以上回収が難しいからです。
でもなんで貸してくれるかって考えてみてください。
もちろん銀行はお金を貸すのがほ
実際にオリックス銀行では、通常債権が1兆5578億3300万に対して、リスク債権が43億1200万なので、デフォルト率もそもそも低いのがご理解いただけると思います。
だからローン組んでも大丈夫ですよ!!とは断言できませんが、そもそも支払いができなくなってしまうような状況に陥る可能性自体が少ないですよ。
投資マンションはお金が無くとも信用で投資できる。
また、「借り入れができる=信用能力がある」ということですが、言い換えると、今の自分自身の信用状況をローンを使うことで不動産資産に変換することができるんです。
通常、自己資金がないと投資なんて不可能ですが、このマンション経営は、ローンを使うことができるので、信用力さえあれば、自己資金が無くても始められる非常に合理的な投資なのです。